『岩壁への道』前編 岩壁Crew、山形駅までの悲劇を振り返る

 野外音楽フェス『岩壁音楽祭』が5月25日、山形・瓜割石庭公園にて開催。KID FRESINOがヘッドライナーを務めるほか、グラビアアイドル・真奈が芋煮ガールとして登場します。あわせて『岩壁音楽祭』はこれまで、複数本のコラムを掲載してきました。今回からは少し肩の力を抜いたテイストで、現地の雰囲気を紹介していこうと思います。

20170514_shinkansen_2.jpeg

 『岩壁音楽祭』運営組織である通称・“岩壁crew”。山形はもちろん、東京でも複数名が開催の日を待ち遠しく思っています。今回は会場近辺の下見という名目の下、普通に山形旅行を満喫したい都内在住メンバー3名が集結。春の陽射しを感じる3月12日、9時24分発の新幹線「つばさ131号 新庄行き」で、東京駅から山形・赤湯駅まで約2時間半の旅に出発。車内ではフェス当日の打ち合わせも兼ねつつ、最近ハマっている音楽談義などを楽しみました。

 その道中、米沢駅を通過した際にメンバー内から衝撃の一言が。「あのさぁ、赤湯ってとっくに通過してない……?」。彼の持つスマホ地図を見ると、たしかに目的地を通り過ぎ、東北の奥地に向かっている様子が確認できました。それもそのはず、新幹線「つばさ」には、会場最寄りである高畠駅と赤湯駅に到着しないものが存在するのです。早速のハプニング到来ですが、旅行的には“おいしい”スパイスに。「早速これはネタにできる……」と、思わず笑顔になったのを覚えています。そして一行は次の山形駅から、在来線での赤湯到着を試みるのでした。

奥がつばさ、手前がやまびこ

奥がつばさ、手前がやまびこ


 ちなみに、東京駅発の新幹線「つばさ」には、もうひとつの“初見殺し”トラップが。自由席車両を選択した際、ホームでの乗車位置を間違えると、山形ではなく仙台に飛ばされてしまいます。過去には岩壁crewで仙台送りになったメンバーも……。都内周辺より来場される方々は、くれぐれもお気を付けください。


 山形駅にて約20分、在来線の乗り換え待ちに。ここで、赤湯に向かう電車発車時刻が近付くものの、ホーム端からはその姿を確認できず。驚くことに、ここにも“ご当地トラップ”が隠れていました。件の在来線を見つけたかと思えば、数分前からホーム中央にぽつんと佇んでいた模様。2両編成と全長が短いため、到着に気付かないまま乗り逃してしまう可能性があります。ローカルトラップに翻弄されぬよう、何卒ご注意を。

c18566d65e3816a95616a3e3b95e49255_42322117_190518_0026.jpg

 そんな在来線ですが、車窓から見える景色には一見の価値がありました。のどかな景色や、豊かな自然が織りなす環境音など、『岩壁音楽祭』参加前には楽しんでおきたいところ。圧倒的なチル具合を目的に、あえて赤湯駅を通り過ぎるのも“オツ”かもしれません。ロケーション特化型フェスを謳う以上、もう一度くらい乗り逃しておきたい気もします……。

 明け方から奔走して、ようやく赤湯駅に到着。ちなみに当日は、赤湯駅から会場までのシャトルバスを運行しますので、現地到着後の移動における心配はございません。そしてこの日は、山形在住の岩壁crewを交えながら、現地周辺の取材を行ないました。続くコラム中編では、ご当地グルメである赤湯からみそラーメン店「龍上海」や、会場最寄りである高畠駅、そして瓜割石庭公園を紹介していきます。次回もお楽しみに!

Masaki Ueda